自分で処理せずに、すぐに当社もしくはそのお部屋の管理会社に相談してください。
- 故障がないかは入居後すぐにチェックを
入居後すぐに壊れたのなら、入居者に責任がないと判断されますが、入居後しばらくたってから不備が分かった場合、たとえばエアコンを使う時期でなかったため、入居後しばらくしてスイッチを入れると故障していた場合などは、誰の責任で壊れたのかわからないこともあり、少々問題となる場合があります。
こうした事態を避けるために必ずやっておきたいのが入居時のチェックです。できれば入居前にすべての設備、室内をチェックし、設備の不備はもちろん、室内の汚れやキズなどを確認しておきましょう。当社では間取図の入った所定の用紙を用意しており、それに記入していただくことにしております。必要に応じて写真も撮っておきます。そして、入居直後の状況が分かるようにした書類を2部作成、1部を手元に、1部を当社で保存しております。そうすれば、当初からの不備、汚れなどが明確になり、退去時の敷金清算時でのトラブルを軽減できることとなります。 - 付帯設備なら貸主負担
エアコンや給湯機など、もともとお部屋に付いていたものなら、修理は貸主の負担です。 自分で処理せず、当社に連絡してください。勝手に修理した場合は、費用を負担してもらえないことがあります。また、自分で設置した設備であれば、当然、修理は自分で行うことになります。 - 雨漏りやカビの発見
雨漏りやカビの発生を見つけたら、すぐに当社に連絡してください。というのは発生自体は仕方ないとしても、放置して、拡大させてしまうと入居者の責任になる場合があります。 - その他、ありがちなトラブル対策
たいていの場合は当社に連絡していただくのが一番です。しかし、普段からきちんと掃除をしておけばトラブルにならない場合や、簡単に復旧できることもあります。- お湯が出ない!
キッチンの給湯機の場合は、コンセントが差し込んであるか、給湯機下のバルブが開いているかを確認してください。 - ガスが出ない!
ガスメーター(一般的には玄関の近くにあるメーターボックス内にあります)を見て、赤ランプが点滅していたら、復旧の手続きが必要です。手順としては
・すべてのガス器具を止める。
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・ガスメーターの赤ランプの左側にキャップの付いた復旧ボタンがあるので、これを奥までしっかり押す。この時点ではまだ赤ランプは点滅している。
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・3分ほど待つ。
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・その後、赤ランプが消えていれば問題なし。ガスは使えるようになっているはずです。
この作業をしても赤ランプが点滅し続けているようなら、当社または管理会社に連絡をしてください。ガスは一定の揺れを感じると自動的にストップする仕組みになっていますので、地震後はこうした作業が必要なことが多くあります。また、ガスもれなどの臭いがある場合は、すぐにガスの元栓を閉め、ガス会社に連絡をしてください。 - ブレーカーがすぐ落ちる!
落ちた部分のブレーカーを上げれば復旧しますが、よく落ちるようでしたら当社または管理会社、最寄りの電力会社に相談してください。 - トイレが詰まった!
タンクに付随している水道管にある止水栓を閉める、あるいは水道の元栓(玄関脇のメーターボックス内にあるのが一般的)を閉めて、それ以上水が出ないようにしてから、汚物吸引用のラバーカップ(金物店などで販売している)で汚物を吸引。自分でできないと判断したら、当社または管理会社に連絡をしてください。
水が止まらないときも、同様に階下などに水漏れさせないようにまず水を止めて、連絡をお願いします。 - お風呂の水が流れない!
たいていの場合、排水管の詰まりが原因なので、排水口の目皿(網目になっている蓋)を外して、市販の排水管洗浄剤などで掃除してください。1カ月に1度くらい掃除しておくと、詰まりにくなります。 - 付帯設備のエアコンが効かない!
コンセントが差し込まれているか、室内機の操作部分の電源が入っているか、室内機、室内機の吸い込み口、吹き出し口がふさがれていないか、フィルターが汚れていないか、リモコンから操作している場合は電池を確認してください。それでもダメなら取扱説明書をチェックのうえ、当社または管理会社に連絡してください。 - 付帯設備のエアコンから室内に水漏れする!
使っていない間に入り込んだ排水ホース内のゴミが原因という場合が多いので、当社または管理会社に連絡してください。 - キッチンの換気が悪い!
換気扇の油汚れが原因ということもありますので、月に一度は掃除をする、市販の換気扇保護シートを利用して、汚れにくくするなどの方法を講じてください。
- お湯が出ない!