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CASE3 地震対策は万全ですか?

丈夫な構造の建物を選び、安全を確保できる住まい方を心がけるなど準備も大切です。普段からご家族での話し合いも心がけましょう。
一般的に鉄筋とコンクリートでつくられているマンションは耐震性、防火性に優れているといわれています。しかし、アパートが危ないかと言うと、阪神・淡路大震災で倒壊した住宅の大半は古い店舗付き住宅(神戸市消防局データより)で、軽量鉄骨造などのアパートは建物自体が軽く、揺れと同化し倒れにくいということもあります。

■下見時には避難経路も要チェック
たいていは歩いて数分以内に自治体が指定する避難場所があるはずですので、下見時には自宅からそこまでの間に橋や線路など交通を遮断するものがないかを確認しましょう。
また、細い路地の周辺に木造住宅が建ち並んでいるような場所では地震後の火災による延焼が不安です。消防車が入ってこられないような路地では消防活動に支障がある恐れもあります。

■家具に転倒防止グッズ、寝室は家具控えが安全
大型家具に挟まれる被害を防ぐためには、タンス、食器棚などを固定する転倒防止グッズを利用することが有効です。また、収納の豊富な部屋を選べば、室内に家具を置かなくて済むので、安全が確保しやすいともいえます。特に就寝時の災害は対処しにくいだけに、家具はできるだけ少なくし、照明も落下の危険のないタイプを選びたいところです。

■非常用持ち出しグッズを用意、連絡体制も話し合っておきたい
非常時に備えて用意しておきたいものは下記の通りです。重いと、疲れてしまうので、男性で15kg、女性で10kgを目安にしてください。家族がばらばらの場所にいるときの集合場所、連絡態勢も話し合っておくことが必要です。電話がつながらない場合には遠隔地の親戚を連絡場所にする、災害用伝言ダイヤル(※)利用なども普段から話し合っておくようにしましょう。
※NTT会社が災害時に供給するボイスメールサービス。詳細はホームページで確認を。
http://www.ntt-east.co.jp/voiceml/

地震に備えて準備しておきたい品
種別 物品 解説
食料関係 1日1人3リットルが目安。給水車利用時に蓋のついたポリタンクもあれば便利
調理不要の食品 乾パンや缶詰、その他、調理しなくても食べられる、水を注ぐだけでOKな食品を2~3日分。子どもがいる場合は粉ミルクなども
医薬品 絆創膏など救急医薬品のほか、いつも飲んでいる薬があれば忘れずに用意。女性なら生理用品も
安全対策関係 底の厚い靴や防災頭巾、ヘルメット、軍手など ガラスの破片などでの足元の事故、落下物による頭部の事故、復旧時の作業に備えての品々
衣類関係 衣類・下着 2~3日分が目安。旅行グッズの使い捨て品という手も
寝袋など寝具類 外で寝なくてはいけないことを想定、タオルや毛布なども用意できればベスト
雨具 小さく畳めるレインコートや傘など
貴重品 現金 小銭も含めて2~3万程度は用意しておきたい
通帳などの権利証書・印鑑 紛失したら困るものは取り出しやすい場所においておこう
日用品 卓上コンロ ガスボンベと一緒に。マッチやライターも必要だ
ロープ 2階以上からの脱出時に
使い捨てカイロ 寒い時期の災害に備える
携帯ラジオ 予備の電池もあわせて用意する
懐中電灯 停電時の証明、夜間の脱出用に
包装用ラップ 食器を洗えない場合にかぶせて利用
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