矢板 |
やいた |
軟弱地盤の掘削の際に掘削後に土砂崩れが起きないように、掘削範囲の周囲に連続的に打ち込まれる土留め用の板。 |
役物 |
やくもの |
(1)材料や部品において、標準の形状とは異なり、端部の納まりなどのために特殊な形状をしたもの。(2)木材で造作材などに用いられる無節などの良質材。 |
痩せ |
やせ |
(1)木材が乾燥して収縮すること。(2)コーキング材やシーリング材などを充てん後、収縮してへこむこと。 |
脂壺 |
やにつぼ |
樹脂が1個所に集まってできた空隙部分で、材の表面に出てきた場合は美観を損なうだけでなく、建設後も樹脂が垂れて周りを汚す原因をつくる。 |
屋根 |
やね |
建築物の上方で建物を覆う部分のことで、雨や雪、風を防ぎ、日射を遮る。建物のデザインや地域性、気候に合わせてさまざまな形状がある。(1)入母屋(いりもや)―上部が「切妻屋根」、下部が「寄棟屋根」のようになっている屋根。(2)片流れ(かたながれ)―1方向だけに勾配のある最も単純な形の屋根。比較的規模の小さな山荘や付属棟の屋根、物置などに見られる。(3)切妻(きりづま)―本を開いて伏せたような形をしている屋根で、わが国で最も代表的な屋根形式。2方向へ雨水が流れるシンプルな形のため、建築費も安くすむ。(4)方形(ほうぎょう)―中央の1点を頂点として四方に傾斜する4つの面で構成する四角錐(しかくすい)のような形の屋根。(5)寄棟(よせむね)―4方向の勾配で構成される屋根。切妻屋根のような妻側の壁がない。端正な外観となる。 |
屋根足場 |
やねあしば |
勾配屋根上での作業、および安全のために作られる足場。 |
屋根勾配 |
やねこうばい |
水平面に対する屋根面の傾きの度合い。屋根葺き材料の種類に応じた標準勾配がある。 |
屋根トラス |
やねとらす |
ツーバイフォー工法の小屋組のトラス方式に用いるトラス部材。 |
屋根梁方式 |
やねばりほうしき |
ツーバイフォー工法の小屋組の一方式。垂木を屋根梁または耐力壁、支持壁によって支える。 |
山形プレート |
やまがたぷれーと |
Λ形をしたZマーク表示金物の一つ。 |
ヤマトシロアリ |
やまとしろあり |
北海道の北東部を除いてほぼ日本全土に棲息し、イエシロアリと並ぶ代表的な種である。 |
山止め |
やまどめ |
地面を掘削したあと土砂の崩壊を防護すること。 |
矢来 |
やらい |
丸太や竹を荒く組み合わせて作った仮囲いや柵の総称。 |
遣形 |
やりかた |
遣方 |
遣方 |
やりかた |
建物の位置、高さ、根切りの深さや広さなどを表示するための基準となる仮設物。 |
ヤング係数 |
やんぐけいすう |
材料によって異なる材料の変形しにくさを表す係数。 |