一般的に、外壁塗装の耐用年数は7年~8年程度です。 このことから、外壁を健全な状態に保つには、数年毎に外壁塗装を行わなければなりません。耐用年数を超えると、カビの発生、ヒビ割れ、変色、粉ふき現象、剥離、雨漏り、サビ、躯体の破損など、様々な悪影響を建物に与えてしまいます。耐用年数を超える前に、外壁塗装をお勧めします。
Ⅰ.塗り替え時期の目安
建物は新築以降、老朽化が進み、外壁も築後5年を過ぎると、傷みが目立ち始め、建物の劣化に応じて外壁リフォームを行うのが建物の寿命を延ばす秘訣です。
そのまま放っておけば、建物として機能しなくなるのは明白ですので、こまめに外壁リフォームやメンテナンスを行い、建物を健全な状態に保ちましょう。また、老朽度とメンテナンス費用は比例しています。老朽化しないうちに、メンテナンスを施した方が経済的と言えます。
Ⅱ.劣化の見分け方
塗り替えを考える前に、まず現在の建物がどのような状態かを把握する必要があります。
建物の現象により、どの部分で補修・塗装が必要なのか検討してください。
以下を参考にしていただき、どの部分で補修・塗装が必要なのか検討してください。
チョーキング |
![]() |
変色 |
|
カビ・藻 |
![]() |
塗膜剥離 |
![]() |
クラック |
![]() |
エフロレッセンス(白華現象) |
![]() |
ブリード |
|
バクレツ |
![]() |